「どこにある土地や建物が、誰のものなのか」といった情報を法務局に記録・保管してもらう手続きが登記です。不動産を登記すると、権利関係を公に示せるようになります。 そして、不動産の所有者が変わった際に申請する「所有権移転登記」のうち、相続にともなう登記のことを「相続登記」といいます。 今回は、親が亡くなり、故人が所有していた不動産を相続する場合の登記手続きの流れや必要となる書類、費用などについて解説していきます。 記事の目次 1. 所有者が亡くなった不動産の名義変更(相続登記)を行わないリスクとは 2. 不動産の名義変更(相続登記)の流れと申請方法 3. 不動産の名義変更(相続登記)に必要な書類 4. 名義変更(相続登記)にかかる期間 所有者が亡くなった不動産の名義変更(相続登記)を行わないリスクとは この記事の公開日時点では、相続登記は法律で義務付けられているわけではないので、実施しなくても