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原裕美子 コーチの検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 万引きのはじまり、だまし取られた財産、7度の逮捕… 家族との関係も壊れた原裕美子が病の公表を決意した瞬間(松原孝臣)

    初マラソンとなった2005年の名古屋国際女子マラソン(2012年より名古屋ウィメンズマラソンとして継承)で優勝し、同年の世界選手権でも6位入賞するなど輝かしい活躍を見せてオリンピックの有力候補とも評された原裕美子。 だが華々しい活躍の陰で、彼女は過剰な体重管理の指導から、食べ吐きを1日に何度も繰り返すほどの摂食障害に陥っていた。いつしか体の回復能力は低下し、多発する怪我から成績も伸び悩むことになる。 2010年、京セラからユニバーサルエンターテインメントに移った原は、最初の1年ほどは調子のよい競技生活を送った。だが、その後は再び怪我に苦しんだ。 ユニバーサルを離れると、チームにいたコーチの誘いを受け、同コーチの運営するランニングクラブで仕事をするようになった。 だが給料は未払い、コーチから依頼を受けての出資金も戻らないなど、それまでの競技生活で得た財産のほとんどを失うことになった。 「だま

      万引きのはじまり、だまし取られた財産、7度の逮捕… 家族との関係も壊れた原裕美子が病の公表を決意した瞬間(松原孝臣)
    • 「今、知識がない人が指導者になれる」 窃盗症、摂食障害に苦しんだ原裕美子が語る“スポーツ指導者の問題点”(松原孝臣)

      無理な体重管理は、陸上界をはじめとするスポーツの世界から消えていない。 「(無理している選手は)います。見ていて分かりますね」 原が仕事で地方都市のホテルに泊まったとき、新体操クラブの女の子たちと居合わせた際のエピソードが、原が3月に出版した『私が欲しかったもの』(双葉社)に収録されている。 体重のみを見て体脂肪や骨量を見ない体重管理 ――バイキング形式の朝食会場でのことです。「あれは油が多いからダメ」「こっちを食べなさいね」という、コーチらしき人の声が聞こえてきました。子供たちのお皿に目をやると、半分にカットされた食パンにサラダ、卵焼きがちょこんと乗せられているだけ。私は言葉を失いました。 ――テレビで高校駅伝関連の番組を見ていると、年々、“細すぎる女子選手”が増えていることが気になっています。カロリー制限をしない限り、10代の選手があんな体にはなりません。ランニングパンツから見える太も

        「今、知識がない人が指導者になれる」 窃盗症、摂食障害に苦しんだ原裕美子が語る“スポーツ指導者の問題点”(松原孝臣)
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