おニャン子クラブのメンバーとして15歳でデビューし、タレント、歌手、ドラマ出演など多方面で活躍してきた渡辺満里奈さん。2019年に夫であるネプチューンの名倉潤さんがうつ病を発症した際、世間に公表したことをきっかけに「もっと声を上げてもいいんだと気がついた」と話す。一方で、芸能活動をしている立場で、自分の意見を発信することをためらうことも少なくないという。50代を迎え、自分なりの発信を模索する渡辺さんに話を聞いた。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――50代になってから新たに生まれた心境などはありますか? 渡辺満里奈: 年齢を重ねるごとにすごく楽になっていると感じています。50代になって自分の考え方もアップデートされて、社会や政治のことも含めていろんなことを見聞きするのが楽しくなったし、自分なりにどう発信すれば良いかを考えることも楽しいです。これまで自分で