並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 4 件 / 4件

新着順 人気順

名古屋市美術館 スケジュールの検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 芸術の自律性をいかに回復させるか──あいちトリエンナーレ2019から私たちが引き継ぐべき課題:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape

    この連載は「キュレーターズノート」という名称で、展覧会レビューと自館事業の紹介を繰り返し行なっている。その定期的な報告が難しいと感じたのは東日本大震災のとき以来かもしれない。この8月から9月にかけて、なるべく普段通りの日常を過ごそうとする自分がいたのも確かだが、結局のところ、多くの時間が「あいちトリエンナーレ2019」をめぐって怒り、考えたことや知らなかったことをほかの人と共有し、いくつかの活動に参加することに費やされた。したがって、今回はいつもの連載とは異なり、「表現の不自由展・その後」展の中止とそれによって引き起こされた出来事をめぐって考えたことを書く。 ※本稿は2019年9月22日時点で書かれたものであり、その後の経緯については加筆していません。 戦争を生み出した人間の罪──《旅館アポリア》の複層性 ただ、もちろん今回のあいちトリエンナーレにも多くの優れた作品が展示され、それを十分に

      芸術の自律性をいかに回復させるか──あいちトリエンナーレ2019から私たちが引き継ぐべき課題:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape
    • アートが生殖技術を描くとき 母の視点、娘の視点 - 粥川準二|論座アーカイブ

      アートが生殖技術を描くとき 母の視点、娘の視点 科学技術と言論とアートを融合させる実験場——あいちトリエンナーレ鑑賞記(1) 粥川準二 叡啓大学准教授(社会学) 10月14日、あいちトリエンナーレ2019が閉幕した。 筆者はここ数年、芸術祭に行くことが趣味のひとつになっている。中毒気味といってもいい。今年は瀬戸内国際芸術祭2019(香川、岡山)、リボーンアート・フェスティバル2019(宮城)、そしてあいちトリエンナーレ2019(愛知)、と国際的な芸術祭が三つも重なってしまったのだが、スケジュールを調整して三つとも訪れた。瀬戸芸もリボーンもとても素晴らしかったのだが、印象の深さでいえば、あいトリが圧倒的だった。 そのことは、筆者が、会場の一つになった愛知県豊田市の出身であることと多少関係するかもしれない。しかし、「表現の不自由展・その後」とそれをめぐる一連の騒動とはあまり関係ない。あいちトリ

        アートが生殖技術を描くとき 母の視点、娘の視点 - 粥川準二|論座アーカイブ
      • 森美術館が2020年以降の展覧会スケジュールを発表。Chim↑Pom展、女性アーティスト展などが開催へ

        森美術館が2020年以降の展覧会スケジュールを発表。Chim↑Pom展、女性アーティスト展などが開催へ東京・六本木の森美術館が2020年度以降に開催予定の展覧会スケジュールを発表。片岡真実を館長に迎えた新体制で4つの企画展を予定している。 BLACK OF DEATH(東京 永田町、国会議事堂の上空) 2008 ラムダプリント、ビデオ 81×117.5cm 9分13秒 Courtesy of ANOMALY and MUJIN-TO Production 2020年1月1日、新館長として片岡真実(現森美術館副館長兼チーフ・キュレーター)が就任することが明らかになった東京・六本木の森美術館。新体制としてスタートする同館が、2020年度以降に開催予定の企画展の内容を発表した。 STARS展:現代美術のスターたち ― 日本から世界へ まず、2020年4月23日〜9月6日に行われるのは、「STAR

          森美術館が2020年以降の展覧会スケジュールを発表。Chim↑Pom展、女性アーティスト展などが開催へ
        • 「あいちトリエンナーレ 2019 情の時代」フォトレポート

          東京から1泊2日で楽しめるあいトリ。「表現の不自由展・その後」企画展の展示中止に伴い、12組のアーティストとの協議の結果も 8月1日に開幕した国内最大規模の芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」は、企画の一部の「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれ、その後も複数の海外アーティストが展示の中止・一時中断を求めるなど混迷を極めている。 トリエンナーレのテーマに掲げられた「情の時代」は、津田大介芸術監督が「感情・情報・なさけ」という意味を込めたものだったが、皮肉にもインターネット上のデマや煽動、脅迫や政治家同士の対立など、この時代の「分断」を「情」によって改めて浮き彫りにするものになってしまった。 しかし話題となっている作品以外にも焦点を当てるべき作品は多数あり、トリエンナーレ全体として捉えて評価する視点も忘れてはならない。今後もパフォーミングアーツや映像・音楽プログラムも多数控えている。

            「あいちトリエンナーレ 2019 情の時代」フォトレポート
          1