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大命降下 元老の検索結果1 - 1 件 / 1件

  • 憤然と議場をにらむ原敬 写真が語る「平民宰相」の理想と苦渋:朝日新聞デジタル

    原敬没後100年 慶応大・清水教授と歩く現場②国会議事堂編 あれ、原敬ってこんな顔だっけ……。 思わず手元の写真を二度見してしまった。朝日新聞社に所蔵されている膨大な写真の中から見つけた1枚の写真。1921(大正10)年1月、第44回帝国議会の貴族院本会議で撮影されたものだ。 演壇に立つのは和服姿の加藤高明。政友会内閣に対抗する野党「憲政会」のリーダーだった。鋭い眼光で議場に向けて何かを語りかけている。演壇上には水の入った水差しがあるだけ。原稿なしの「ガチ」論戦を挑んでいるといった風情だ。 一方、これを聴く大臣席。洋服姿の首相・原敬は座席に反り返るような姿勢で座り、首をかしげて傲然(ごうぜん)ともみえる態度で議場を見渡している。教科書でみる穏やかな表情とはだいぶ違う。議場のとげとげしい空気感が伝わってくるようだ。暗殺事件は、この約9カ月後に起こる。 荒れる議会にスキャンダル…原は「辞め時を

      憤然と議場をにらむ原敬 写真が語る「平民宰相」の理想と苦渋:朝日新聞デジタル
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