裏話なのだが、以下に紹介する新書の多くを、複数の図書館で借りる機会があった。6月に。 6月は安倍首相の暗殺が当然ながら予想できない、それどころか、次の月に予定されていた参院選の機運も全く盛り上がらず、ひとつ、ふたつまえの政権だった安倍政権に関する書籍なんて誰も借りずに本棚に並んでいた。 ちょっとした気まぐれで借りて……自分も斜め読み、拾い読みをあっちでこっちでやって、通読せずにほおっておいた……ら、痛ましい事件が発生した。 その結果か、いろいろ予約をする人もいただろう。「予約も多いし、期限も切れているからはよ返せ」というメールが来たりしました。ごもっともです。 通読し切れずに返却することになりそう(最初の「検証 安倍政権」は何とか読み終えた)なので、そのついでに検索も行って「新書」の「安倍政権」検証に近い本を並べてみた。 検証 安倍政権 保守とリアリズムの政治 (文春新書 1346) 作者