さらに2017年春にも甲子園に出場。世代最強のスラッガーとして2017年ドラフトでは7球団が指名、日本ハムがくじを引き当てたが、清宮を指名できなかった6球団のうち3球団は九州学院の村上宗隆、残る3球団は履正社の安田尚憲を指名。村上はヤクルトに、安田はロッテに入団が決まった。つまり村上と安田は清宮の「外れ1位」だったのだ。 清宮は2018年5月2日の楽天戦6番DHで一軍デビュー。初打席で岸孝之から中越えの二塁打、9日のオリックス戦では右越えにプロ初本塁打。このシーズンは7本塁打を放った。 1年目はそれぞれファームで本塁打を量産した 筆者は安田尚憲のデビューに立ち会った。石垣島での春季キャンプ中の2月17日、台湾Lamigoとの交流戦で4番三塁に座った安田はプロ初安打を打った。いきなり4番で起用するところに井口資仁監督の期待感が伝わってきた。 高校時代捕手だった村上はプロ入り後は内野手となり、