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宮崎哲弥 上級語彙の検索結果1 - 3 件 / 3件

  • 「『難しい言葉』を排除しようという方向に…」現代人が“上級語彙”を使う文章をスラスラ読めないワケ | 文春オンライン

    『教養としての上級語彙 知的人生のための500語』(宮崎哲弥 著)新潮選書 本書は「私は若い頃から単語帳を作るのが好きだった」と始まる。続いて『語彙ノート』という名の単語帳の写真が掲載されている。宮崎哲弥の活躍は広い分野に及ぶが、仏教研究家としてもよく知られる。仏教語の漢字の読みは呉音である。宮崎がこれを楽に読めるわけがよく分かった。 本書でいう「上級語彙」は言語学者鈴木孝夫の分類による基本語彙(日常生活の中で使う言葉)・高級語彙(研究者などが用いる難しい言葉)の「高級語彙」に触発されたものだ。高級語彙というほどではないが、少し硬い本や講演などに使われる言葉を宮崎は上級語彙とした。これが乱れていたり誤用されたりでは、思考や文化は衰弱するだろう。「ビジネスの世界ではわけのわからないカタカナ洋語が〈席巻〉し」と批判した後で、「席巻」について文学者の用例も紹介しながら解説している。 解説文中に、

      「『難しい言葉』を排除しようという方向に…」現代人が“上級語彙”を使う文章をスラスラ読めないワケ | 文春オンライン
    • 世界で勢いを増す「政治カルト」 トルコ、インド、アメリカで政教分離の危機

      宗教問題について対談した(右から)評論家の宮崎哲弥氏、『宗教問題』編集長の小川寛大氏、ジャーナリストの鈴木エイト氏 旧統一教会問題で政治と宗教の関係に注目が集まっている。影響は創価学会と公明党にも波及しており、日本の宗教はターニングポイントを迎えている。評論家の宮崎哲弥氏、『宗教問題』編集長の小川寛大氏、ジャーナリストの鈴木エイト氏が話し合った。【全3回の第3回、第1回から読む】 * * * 宮崎:現在、日本の宗教界はターニングポイントを迎えています。伝統宗教も新宗教も、選挙や葬式ばかりに頼るのではなく、本当の意味での宗教的な救済をどのように信者信徒にもたらすかを真剣に考えないといけません。家族や地域社会など、国と個人の間にある中間共同体が崩れ、寄る辺を失う人が増えるなかで、あまりに宗教が形骸化している。 小川:オウム事件後、神社や仏教、創価学会など既存の宗教は総出で宗教法人法改正に抵抗し

        世界で勢いを増す「政治カルト」 トルコ、インド、アメリカで政教分離の危機
      • 宮崎哲弥「大人の国語力を立て直したい」と“上級語彙”を厳選、使える言葉を増やすことでもたらされる多大なる恩恵とは? | fumufumu news -フムフムニュース-

        新しい言葉との出合いで世界に光が差した。“上級語彙”の位置づけは? 大人の国語力の立て直しも目的のひとつ。本書の構成には緻密な工夫が 身につけた語彙が増えれば、事物を多角的にとらえることができる 博覧強記の評論家・宮崎哲弥さんの新刊 『教養としての上級語彙―知的人生のための500語―』(新潮選書)。中学生のころから「語彙ノート」を作ってきたという宮崎さんが、そこに書きためた1万を超える語彙の中から、ワンランク上の“上級語彙”を厳選し、紹介している。 本書を読み始めると、まずその構成に驚くはず。宮崎さんが自ら厳選した“上級語彙”のオリジナル解説が、太宰治や谷崎潤一郎らの名著の一節を引用しながらつづられているのだが、解説文や引用文の中で新たに出てきた“上級語彙”にも、さらに語釈や作例が入る。その中に使われる“上級語彙”にも同様の解説がなされることが繰り返され、まるで言葉の奥深き迷宮に分け入って

          宮崎哲弥「大人の国語力を立て直したい」と“上級語彙”を厳選、使える言葉を増やすことでもたらされる多大なる恩恵とは? | fumufumu news -フムフムニュース-
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