この記事は次のような人におススメ! 棘上筋の伸張テストの方法・圧痛部位を知りたい!棘上筋に対する運動療法を知りたい! 機能解剖 臨床的特徴 圧痛好発部位 前部線維 評価方法 後部繊維 評価方法 伸張テスト 前部線維 後部繊維 運動療法 リラクセーション 前部線維 後部線維 ストレッチング 前部線維 後部線維 治療法を選択する基準は? 機能解剖 筋の生理的横断面積の70%が棘上筋実質部の前1/3に集中している 肩関節の挙上動作の中で、最大荷重、最大応力、弾性係数が棘上筋腱の前1/3で高い このことから、棘上筋の中でも前部線維は機能学的に重要な部位と考えられる 棘上筋腱は肩関節の回旋軸を前後にまたぎ、大結節に付着している(一部は小結節にも付着している) そのため、回旋軸の前方を走行する前部線維は内旋運動に作用する 回旋軸の後方を走行する後部線維は外旋運動に作用する 棘上筋の主な作用は、上腕骨頭