Ligand-based screeningとは リガンドベースのスクリーニング(Ligand-based screening)は、薬剤発見において、既知の活性リガンド(分子)の化学的特性や構造を利用して、毒性予測や類似化合物検索などを行う手法です。 本記事ではまずプベルル酸の腎毒性を予測します。 その後類似性探索を使って、プベルル酸の標的タンパク質の予測とプベルル酸のインフルエンザ薬への可能性を見出していきます。 まずはプベルル酸の腎毒性を予測してみましょう。 プベルル酸の腎毒性予測 以前紹介したOnline Chemical databaseに腎毒性を予測するQSAR(Quantitative Structure-Activity Relationship、定量的構造活性相関)モデルがあったので、 まずそれでプベルル酸の腎毒性を予測してみます。(詳細なやり方はこちらの記事を参照) モデ