プロ野球も5カードを終えて、セ・リーグは何を考えているやら分からなく、まだ対戦していないチームもあるが、パ・リーグは全ての球団が一通り全球団との対戦を終えた。今年はこれまでのところ投手の好成績が目立っている。 特にパ・リーグは規定投球回数に達している投手で3人が自責点0。更に0点台が2人、1点台が4人と好成績が目白押し。その中で4月14日実現したオリックス山本由伸とロッテ佐々木朗希の注目の投げ合いについて触れてみる。 山本由伸のこれまで 岡山県出身で宮崎県の都城高校に進学した山本由伸。高校時代は甲子園出場の経験はなく、九州では好投手として注目されていたが、全国的に知られる選手ではなかった。2016年ドラフト会議でオリックスの4巡目指名を受けて入団。デビュー1年目の8月ロッテ戦で早くも一軍デビュー。5試合全て先発に器用されて1勝1敗の成績を残した。 翌2018年は一転して54試合に全て救援で