【5月14日 CNS】中国の不動産最大手「万科企業(Vanke)」が7日、自社の人材募集アプリで集約化養豚場の総経理など養豚分野の幹部人材を募集した。勤務地は広東省(Guangdong)深セン市(Shenzhen)。「不動産は調子が悪い?」「家よりブタがもうかるの?」、万科の養豚参入は世間の大きな注目を集めている。 同社が募集する養豚関係の人材は食品事業部に属すが、この部門は今年の3月に設立されたばかりで、初期の主力業務を養豚、野菜栽培、商業飲食の3分野に置いている。 養豚進出の動機は、2019年の豚肉高騰、20年初頭の新型コロナ感染症の影響で、食品調達の不便を強いられた顧客のため、「農場から食卓まで」のサプライチェーンを構築することにある。一般家庭でも購入できる価格と安全で健康な毎日の食卓を実現する「ビューティフルライフの設計者」を目指す同社のビジネスにとって、重要な構成要素だ。 不動産