例えば世界史で言えば、「北京原人は焼肉定食食っとった」というのがある。別にそれで焼肉定食本当に食べてようが食べていまいがそんなことはどうでもいいのだ。問題は、北京原人は火を使って肉を食べていたという事実が重要なのだが、それは事項の「理解」に譲るとして、問題はそれを頭に入れれさえすればここはもうどうでもいいのだ、理解としては間違いかも知れないが、これによってクリアできるのだとすればそれはそれでいいと。 ほかにも地理であったような「テラローシャコーヒー」とかもそれであるといっていいだろう。テラローシャはコーヒー栽培に向いた土で……とかそういう理解はここでは必要ない。「テラローシャコーヒー」は語呂がいい。これさえ覚えておけばテラローシャとくれば「綿花」とはならない。そういう具合で、クリアできさえすればあとはどうでもいい。ある意味では、理解を深めてもクリアできなければ意味がないとすらいえる。いや、