ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が9日午後4時47分、都内の病院で、解離性脳動脈瘤(りゅう)破裂による、くも膜下出血のため死去した。87歳だった。 通夜、告別式については「タレントたちとJr.のみで執り行う家族葬」という。別途、お別れの機会も設ける予定。同事務所が書面でマスコミ各社に発表した。ジャニーズの文化を作り上げ、SMAPや嵐など数多くのスターを世に送り出し、生涯現役を貫いたエンターテインメント界の一大功労者が、2度目の東京五輪を迎える前に逝った。 ジャニー氏は先月18日に、自宅で体調の異変を訴え、病院に向かおうとしたところ意識を失い、救急搬送された。懸命な救命措置の結果、集中治療室(ICU)から一般病棟に移っていた。 病室には新旧さまざまな楽曲が流され、近藤真彦(54)、東山紀之(52)、木村拓哉(46)中居正広(46)や嵐のメンバーをはじめ、ジャニーズJr.を含む、ほぼすべて