プロ野球のドラフト会議が開催され、将来を嘱望される選手たちが指名を受けた。一方で、かつてのドラフト1位たちが戦力外通告を受けて、球界を去ろうともしている。芸能界のドラフト1位といえば、登竜門とされるオーディションでのグランプリ。だが、こちらでも活躍を期待されて大々的に売り出されながら、開花しないまま引退することもある。三大オーディションと言われるホリプロタレントスカウトキャラバン、全日本国民的美少女コンテスト、東宝シンデレラについて、2000年以降のグランプリから芸能界を去った者たちを振り返る。 綾瀬はるかと競ってグラビアから売り出されて 事務所主催オーディションの草分けで、1976年にスタートしたのが「ホリプロタレントスカウトキャラバン」。第1回グランプリが榊原郁恵で、昭和には堀ちえみ、井森美幸、鈴木保奈美、山瀬まみらを輩出している。 2018年までは毎年開催され、現在のホリプロを支える