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校則 おかしい 論文の検索結果1 - 6 件 / 6件

  • 公立高校でこんなにお金がかかるのはおかしくないか - 紙屋研究所

    娘が入学する高校の説明会に行った。 お金を用意しろと言われて「けっこうかかるもんだな」と当惑した。 もちろん、それらは事前情報をしっかり読みこんでいれば、身構えることができたものだろうけど。 まず3月末までに8万9000円振り込めと言われた。 入学料などである。「入学料は県の条例にもとづき、納入することが定められております」などといきなり書かれているので、「振り込まないと入学取り消しか!」とビビってしまう。 確かに入学料は納入が義務なのだろうが、実はそれは5550円に過ぎない。他の費用が凄まじいのだ。PTA入会金1000円、同窓会終身会費1万7400円、学校教育活動費5万890円なのであった。最大のものは「学校教育活動費」である。 「学校教育活動費」とは一体何か。 字面からして、すごいではないか。学校の・教育活動の・費用なのである。 「そんなもの不要ですよ」とは絶対に言えない雰囲気。 ただ

      公立高校でこんなにお金がかかるのはおかしくないか - 紙屋研究所
    • 「体操服の下に下着を着ない」は、変態教師の妄言とは、ちょっとちがう - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

      ブラック校則との関係で「体操服の下に肌着を着てはいけない」というルールが少し前からときどき取り上げられる。私は着衣や髪型などに関してとやかくいうのは人間としてどうなのと思うほうだから、こういうルールが学校にあるのはおかしいと思っている。そして、多くの校則が「規則のための規則」と化し、その意味が検討されることもなく、ただそれが存在することによって統制と権威付けが行われる機能だけをもっているという現状を見たら、「ええかげんにせぇよ」と言いたくなる。ときには、「そのルールは異常だろう」と思えるものもふつうに通用していたりする。 ただ、どんなにおかしく見えるものであっても、成立当初には何らかの合理的な理由があったと考えるのが穏当だろうとは思う。たとえば「体操服の下に下着を着ない」というルールにしても、一見、「下着のことなんて気にするのはおよそ変質者ぐらいなもんだろう」と思えるのだが、実はそれなりの

        「体操服の下に下着を着ない」は、変態教師の妄言とは、ちょっとちがう - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
      • わたしの『おとうと』。|きなこ

        『みらい』を、待ってる。の3作目です。 そして今、目の前で酸素をつけた心臓疾患児が机によじ乗って跳ねています。揺れてます、助けてください。 みらい君の物語を書く筈が、そのお姉ちゃんの物語ができました。 きょうだいのいる家にしょうがいのある子がうまれた時、そこそこ破天荒だけど、周りの期待とかそういうものを過敏に背負うタイプの勘の良い子はどうなるのかなあ。 そういうことを書きました、書いたつもりです。 同時にこれは今、しょうがい児を育て、結果きょうだい児も育てている私の懺悔みたいなものです。 勿論このみらい君のかなり大人びた俯瞰の視点はフィクションですが、それは、実はこういう子は結構色々わかっているんじゃないかなあという私の主観です。 ☞1 ぼくの名前はみらいだ。 未来の「みらい」 ぼくが生まれた時、というか正確には生まれる前、母のお腹の中にいる時に、その原因は全然わからないのだけれど、生まれ

          わたしの『おとうと』。|きなこ
        • D・グレーバー『官僚制のユートピア』訳者あとがき

          本書は、以下のような悩みをお抱えの方に、うってつけである。 ・世の中は、規制はいらないとか、自由化だとか、官僚制の弊害だ、役人を減らせ、だとか、あいかわらず呼号されています。それに、そういうことをいうと、あいかわらず政治家も人気があがります。でも、世の中がそういう雰囲気になればなるほど、実際には、どこもかしこも規則とか規制だらけになっていくような気がしてなりません。しかも、規則の「遵守」——コンプライアンスですか?——もいろんな場面で以前よりもうるさくなっているし、なんにつけても融通がききません。こういうのをちょっと前までは「お役所仕事」といっていたのではないでしょうか? そもそも、その時代のほうが、まだ融通がきいたようにおもえるのはわたしだけでしょうか。それに、なにをするにもめんどうな手順が増えました。それだけでなく、悩ましいのは、作成しなければならない書類がとんでもなく増えていることで

            D・グレーバー『官僚制のユートピア』訳者あとがき
          • 未解決問題で暇つぶし - 偽計数学妨害罪

            こんにちは、108Hassiumです。 少し前、とある数学の未解決問題に関する論文がTwitterで話題になりました。 そう、 コラッツ予想です。 ja.wikipedia.org 2019年の12月に、解決に向けた大きな進展があった(完全解決ではないらしい)ようです。 えっ? 「ABC予想じゃないのか」って? あれについては他の人によってもう説明し尽くされたと思うので、今更私が語れることは無いです。 というわけで、コラッツ予想の話をします。 コラッツ予想って何? まず、好きな自然数を1つ思い浮かべてください。 その数がもし偶数だったら2で割って、奇数だったら3倍して1を足してください。 計算できましたか? そしたら次はその数に対して同じ操作をします。偶数だったら2で割って、奇数だったら3倍して1を足してください。 これをずっと繰り返してください。 途中で1になりませんでしたか? これがコ

              未解決問題で暇つぶし - 偽計数学妨害罪
            • #36 常野雄次郎さん

              (つねの・ゆうじろう) 1977年、兵庫県赤穂市生まれ。小学校3年生の終わりに千葉県市川市に転校。その後、小学校4年生から登校拒否。1年ほど家にひきこもり、11歳から東京シューレに通う。13歳のとき、『学校に行かない僕から学校に行かない君へ』(東京シューレの子どもたち編/教育史料出版会1991)に、著者のひとりとして書いている。アメリカ、イギリスに留学し、イギリスのランカスター大学を卒業。2005年、貴戸理恵さんとの共著で『不登校、選んだわけじゃないんだぜ!』を出し、明るい登校拒否や学校を選択するという考え方を批判した。 インタビュー日時:2017 年8 月3 日 聞き手:貴戸理恵、山下耕平、山田潤 場 所:関西学院大学大阪梅田キャンパス 記事編集・写真撮影:山下耕平 -------------------------------------------------------------

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