*この記事には「天ー天和通りの快男児」のネタバレが含まれています。 天-天和通りの快男児 17 作者:福本 伸行 フクモトプロ/highstone, Inc. Amazon 久し振りに「天ー天和通りの快男児」を読み返している。 何度、読んでも面白い。 「天才は初太刀で殺す」とか読んだ瞬間に言いたくなる。 「天」で一番好きなキャラは僧我だ。 これから僧我のどこがそんなに好きかを、ひたすら語りたい。 自分の中で僧我は、「神さまを認めない男」だ。 「神さま」とは何かというと、「他人」「世の中」「運命」「天才」というもの全てを包括する「自分には手が届かず理解も出来ない、それでも従わざる得ない、この世のどこかにある絶対的な理」のことだ。 僧我にとっては、「神さま」が具現化した存在が赤木なのだ。 神さまに惚れこむ天やひろゆきや治、神さまを認めながらそれを利用したり食おうとする鷲巣や安岡、原田などどは違