2001年、任天堂の携帯ゲーム機『ゲームボーイアドバンス』用ゲームソフトとして誕生し、一時代を築き上げたカプコンの看板タイトル『ロックマン』の新シリーズ『バトルネットワーク ロックマンエグゼ』(以下、エグゼ)。 そんな『エグゼ』は、2005年発売のシリーズ第6作『ロックマン エグゼ 6 電脳獣グレイガ / 電脳獣ファルザー』を以て完結。以降におけるシリーズが確立した新ジャンル『データアクションRPG』の系譜は、次なる『ロックマン』に託される形となった。 そんな『エグゼ』の後継作品としての使命を背負い、誕生したのが2006年12月発売のニンテンドーDS(以下、DS)用ゲームソフト『流星(りゅうせい)のロックマン』(以下、流星)だった。 舞台設定を『エグゼ』の時代から約200年後、220X年のワイヤレスネットワーク技術並びに宇宙開発技術が発達した未来に据え、『ブラザーアクションRPG』なる新ジ