注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています 【概要】 両国国技館は、1984年竣工、東京都墨田区にある大相撲興行用の施設。 正確な住所は東京都墨田区横網一丁目で、思わず「横綱!?」と思ってしまうが、「横綱」ではなく「横網(よこあみ)」だ。惜しい。海苔の網から来ている地名らしい。 言わずと知れた、日本国国技である大相撲の中心地。日本で1年に6場所行われる本場所のうち、初場所(一月)、夏場所(五月)、秋場所(九月)が行われる。 また大相撲以外でもプロレスやボクシングといった格闘技興行、音楽ライブなども行われており、割と多目的に使われている。 2020東京オリンピックにおいてはボクシング競技の会場ともなり、相撲で用いられる寄せ太鼓が披露されるなどニッポンの伝統文化発信にも一役買った。観客はいなかったが…。 大相撲が興行として行われ始めたのは17世紀初めごろのことだが、最初の国