津久井やまゆり園で予定されている東京パラリンピック聖火の採火式について、相模原市の担当者(手前)に会場変更を求める同園被害者家族の尾野剛志さん(奥列右から2人目)ら=相模原市南区役所で2021年4月13日午後4時12分、手塚耕一郎撮影 2016年7月に利用者ら45人が殺傷された相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で東京パラリンピックの聖火を採火することに反対の声が上がっている問題で、市は園での実施を撤回する方針を固めた。本村賢太郎市長が7日、記者会見で公表する見通し。 一連の問題では、市が3月31日、「事件を決して風化させず、共生社会を共に築いていく」としてやまゆり園で8月15日に採火することを発表した。ただ、遺族らには事前に説明しておらず、県から報…