20世紀近代建築の調査、保存などに取り組む国際組織DOCOMOMO(ドコモモ、本部・オランダ)の日本支部は6日、「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」の2021年度選定建築物に東海地方から岐阜市民会館と愛知県稲沢市役所本庁舎を選んだ。 同支部は00年から、革新性などがあり保存が望まれる1920年から79年までに建てられた全国の建築物を選んでおり、これまでに毎日新聞東京本社がある「パレスサイドビル」など250件を選定。21年度は全国から14件を選び、選定建築物は計264件となった。岐阜からは3件目、愛知から…