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篠田英朗 unrwaの検索結果1 - 4 件 / 4件

  • イスラエルが負けても地獄、勝っても地獄…欧米諸国が直面している「あまりに最悪な状況」(篠田 英朗) @moneygendai

    欧米諸国主導の「国際社会の法の支配」は破綻を迎えている 1月26日金曜日、国際司法裁判所(International Court of Justice: ICJ)のガザ危機をめぐる仮保全措置の命令が下された。ジェノサイド条約に基づいて、イスラエル政府にジェノサイド的行為を慎み、予防することを求めた内容だ。この命令は法的拘束力を持つ。 ICJは、「世界法廷(world court)」とも呼ばれ、国際法の解釈に関しては他の機関の追随を許さない絶大な権威を持つ。そのICJが行った判断は、世界各国の政府の行動に、将来にわたって影響を与え続ける。 もちろん法的拘束力のある決定を行ったからといって、ICJが自らの決定に諸国の政府を従わせる実力を行使することができるわけではない。しかしそれにもかからず、 法解釈から思想や世界観といった広い領域での道徳的影響力の浸透を通じて、ICJの判断は政治的な重みを持

      イスラエルが負けても地獄、勝っても地獄…欧米諸国が直面している「あまりに最悪な状況」(篠田 英朗) @moneygendai
    • ハマス“快楽殺人”テロリズムを礼讃する日共“党員”学者が突然、なりふり構わず、大嘘・奇論・狂説・中傷誹謗を大量に新聞TVネットに垂れ流している。どうして?──篠田英朗(東京外大)&池内恵(東大)の解剖(Ⅰ)  – 中川八洋ゼミ講義

      筑波大学名誉教授  中 川 八 洋 (本稿は11月18日に上梓。19日から「まぐまぐ17号」の原稿執筆などで忙しく、気付いたら十日間もブログupを忘れていた。この間に、ガザ情勢に変化と進展が起きた。修正するのが通常だが、論旨に変りがないので無修正でupする。御容赦)。 本論に入る前に、禁治産者より劣悪な“異常なお門違いばかり”イスラエル情報宣伝戦に対し苦言を呈しておきたい。15日、イスラエル軍は、シファ病院に百人ほど兵士を突入させた。が、この小部隊の目的の筆頭は、シファ病院に強制避難させられている“人間の盾”偽装避難民約2000人をガザ南部に退避させることではなかった(備考1)。二番目であるべき院内捜索が筆頭だった、お門違いの順番に、私は呆れ果てた。シファ病院を900㎏爆弾投下で粉々にし、地下司令部をむき出しにするのが優先すべき軍事作戦だろう。 (備考1)イスラエル軍が、シファ病院のスタッ

      • UNRWAへの資金提供の再開をめぐる世界的な「思想戦」:篠田英朗 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

        UNRWAの活動分野は、教育、保健、社会サービス、難民キャンプのインフラ整備・環境改善、保護、小規模金融、緊急支援、と多岐にわたる[ガザ地区南部のラファでラマダン前に慈善団体から寄付された食料を受け取る人々](C)EPA=時事 UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)はパレスチナ問題の生成に関わった国連の贖罪意識が投影された組織と言える。占領者イスラエルに代わり難民の基本的生活を保障する「疑似行政機構」としての性格は、職員の99%以上が現地パレスチナ人という特殊な組織形態を必要にした。ハマスによる10月7日テロ攻撃にUNRWA職員が参加したとのイスラエルの糾弾と続く各国の資金提供停止・再開、UNRWAを介さない援助活動の模索といった動きは、こうしたイスラエル・パレスチナをめぐる大きな「思想戦」の文脈の中に位置付けて捉える必要がある。UNRWAとも良好な関係を持っていた日本は非常に苦しい

          UNRWAへの資金提供の再開をめぐる世界的な「思想戦」:篠田英朗 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
        • 明白な「国際人道法違反行為」を執拗に繰り返す…イスラエルの常軌を逸した行動に振り回される「アメリカ」と、問われる「日本の外交姿勢」(篠田 英朗) @moneygendai

          明白な「国際人道法違反行為」を執拗に繰り返す…イスラエルの常軌を逸した行動に振り回される「アメリカ」と、問われる「日本の外交姿勢」 深まるガザの危機と問われる日本外交の姿勢 4月2日、日本政府がUNRWAへの資金提供の再開を発表した。ラザリーニ事務局長が来日して、ハマス戦闘員との関係をめぐる疑惑を解消する対策について、日本政府関係者に説明をした直後だった。正しいステップだと思われるが、率直に言って、事務局長が来日して説明をする必要があったのかは、よくわからない。再開に向けた儀式であった印象がぬぐえない。 そもそも資金提供の停止に至ったのは、イスラエル政府がUNRWA職員に10月7日のテロに参加した者がいる、と糾弾し、それにアメリカなどが呼応して資金提供の停止を発表したためだった。ところがイスラエル政府は、その糾弾の証拠を示すことができていない。それどころからUNRWA職員を拘束して自白を強

            明白な「国際人道法違反行為」を執拗に繰り返す…イスラエルの常軌を逸した行動に振り回される「アメリカ」と、問われる「日本の外交姿勢」(篠田 英朗) @moneygendai
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