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  • 小林道彦『近代日本と軍部 1868-1945』(講談社現代新書) 9点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    3月17 小林道彦『近代日本と軍部 1868-1945』(講談社現代新書) 9点 カテゴリ:歴史・宗教9点 『日本の大陸政策 1895‐1914』(『大正政変』と改題されて復刊されている)、『政党内閣の崩壊と満州事変―1918~1932』、『児玉源太郎』など、地味ながらも日本の政治と軍を考える上で非常に刺激的な本を出していた著者による初めての新書。しかも内容は、明治維新から太平洋戦争終結までの「軍部」の通史であり、8章仕立て550ページを超えるボリュームとなっています。 今までの見方とは違った視点から歴史が再構成されるさまを見ることは、歴史学の本を読むときの醍醐味の1つですが、本書はまさにそれを味わえる本です。山県有朋が政党の影響力を排除するためにつくった参謀本部や軍部大臣現役武官制、これらが「軍部」というアンタッチャブルな領域をつくり出し、それが昭和に政党政治を飲み込んでいった、というよ

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