ゲームセンターの明日はどっちだ?(画像はイメージ)(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート) 消費税率が10パーセントにアップした10月1日前後のタイミングで、「ゲームセンターの経営がたいへんになったらしいですね」などと知人からたびたび聞かれたり、メディアでもアーケードゲーム業界が危機的状態にあると報じた記事が散見されるようになった感がある。 筆者の現場経験から推測すると、確かに現状は厳しいと思われる。4月に掲載した拙稿、「ゲーセンの数は5分の1に減少、歴史に残る作品が続々誕生:数字で振返る『平成アーケードゲーム30年史』」でも触れたように、ゲームセンター側は旧来のコインオペレーション方式のままだと料金に消費税を転嫁できないことや、売上に応じた回線接続料をメーカー側に支払うなどの経費がかさみ、以前よりも割が良くないビジネス構造になっていることなどがその理由だ。 はたし