Z世代女子の間でブームとなっているのが、「バルーンフラワーブーケ」や「ワンホンブーケ」と呼ばれる新手の“花束”。生花で起こるある問題を避けられ、受け取る側に喜ばれやすいと評判だ。さらに、スマートフォンやカメラの撮影方法では「ハイアングル」がキーワードとなり、新たなトレンドが生まれている。今回も若者文化に詳しいアナリストの原田曜平氏が最新事情を切る。 今、Z世代女子の間で根付いているのが、友人の誕生日など記念日に花束を贈り合う習慣だ。新型コロナウイルス禍で自宅に花を飾ることがトレンドとなり、サブスクリプション(定額課金)で定期的に花を配送するサービスが脚光を浴びた。花が身近になる中、ポストコロナとなり、誕生日会も実際に会って開かれるようになったため、その機会に花をアレンジしたブーケをプレゼントすることが半ば定番化した。 しかし、生花のブーケは若い女性にとって課題が多い。受け取った側は、うれし