コロナが蔓延して、趣味のぶら歩きが出来なくなっています。 大好きな鎌倉はおろか近隣の徘徊も出来ないので、古い写真やブログを見て楽しんでいます。 実際に歩かなくても、昔たどった場所で気になった物事を調べる作業も 結構面白いものです。 今回も、8年前 ( 2013年6月 ) に鎌倉宮を訪問した時の疑問を解決したくなりました。 鎌倉宮から覚園寺に向かう途中に、蒲原有明旧宅の碑があったんですが、 この旧居のことを調べてみることにしました。 garadanikki.hatenablog.com 「蒲原有明旧居跡」と書かれた文字の下に、 ( 川端康成仮寓 ) と書いてあります。 今回調べたのは、 蒲原有明という人物のこと、何故ここが川端康成仮寓なのか、そしてその辺の経緯。 碑には、右のようなことが書いてあります。 蒲原有明は、1876 ( 明治9 ) 年3月15日、東京麹町に生れた。本名は隼雄 (