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藤田直哉 映画監督の検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 蓮實重彦が大江健三郎について書いた文章を読んでふざけんじゃねぇと思ったので、蓮實の原罪を断罪することにした

    東京創元社に対する告発文の更新が滞っていますが、純粋に私自身が忙しかったというだけのことであって、それ以外の理由はありません。全体として長篇小説に相当する程度の分量にはなるため、引き続き少しずつ更新を続けていきます。 ただ、今回は、どうしてもこれだけは書いておかなければならないということがあったため、そちらの方を優先してアップします。……とはいえ、大きい文脈の中では、日本の出版業界・文芸業界の腐敗という点で関連してくることでもあります。 少し前のことだが、蓮實重彦が大江健三郎について書いた文章を読み、そのあまりにも大江に対して不当である悪辣な仕打ちについて、心の底から憤激するということがあった。 一応断っておくと、問題の文章は、大江が亡くなる以前に執筆され、公表されたものだ。ただし、大江が亡くなった後に公表された蓮實による追悼文を一読しても同じ論旨があったため、「蓮實重彦による大江健三郎に

      蓮實重彦が大江健三郎について書いた文章を読んでふざけんじゃねぇと思ったので、蓮實の原罪を断罪することにした
    • 中東研究者有志 ガザの事態を憂慮し、即時停戦と人道支援を訴える 中東研究者のアピール 2023年10月17日

      ガザの事態を憂慮し、即時停戦と人道支援を訴える中東研究者のアピール 中東のパレスチナ・ガザ地区をめぐる情勢が緊迫、深刻化しています。私たちは、中東の政治や社会、歴史、中東をめぐる国際関係等の理解、解明に携わってきた研究者として、また中東の人々やその文化に関心を持ち、中東の平和を願ってさまざまな交流を続けてきた市民の立場から、暴力の激化と人道的危機の深刻化を深く憂慮し、以下のように訴えます。 一、     即時停戦、および人質の解放。 二、     深刻な人道上の危機に瀕しているガザを一刻も早く救済すること。ガザに対する攻撃を停止し、封鎖を解除して、電気・水の供給、食糧・医薬品等の搬入を保証すること。軍事作戦を前提とした市民への移動強制の撤回。 三、     国際法、国際人道法の遵守。現在進行中の事態の全局面において人道・人権に関わる国際的規範が遵守されることが重要であると共に、占領地の住民

      • 美術への緊急対策要請

        齋藤恵太(現代美術家)、内間直子(ESM Okinawa代表、Art Initiative Okinawa事務局長、アートマネージャー)、百瀬 文(アーティスト)、青山真也(映像制作)、稲垣立男(アーティスト・法政大学国際文化学部教授)、地主 麻衣子(アーティスト)、坂本夏海(アーティスト)、村上華子(アーティスト)、白川昌生(美術作家)、居原田 遥(キュレーター/東京藝術大学特任助手)、木暮伸也(写真家、美術家)、大洲大作(美術家)、三野 新(写真家・舞台作家・ニカサン主宰)、スプリー・ティトゥス(琉球大学 准教授)、田中良佑(アーティスト)、佐藤未来(アーティスト)、山城大督(美術家・映像作家)、福島夏子(美術手帖)、上竹 真菜美(アーティスト)、丹羽良徳(アーティスト)、武谷大介(アーティスト)、大久保 如彌(Artist)、abirdwhale Kakinoki Masato(アー

          美術への緊急対策要請
        • 『すずめの戸締まり』と震災ドキュメンタリーが捉える“フィクションだから描ける現実”

          新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』は、死者の声を聴く映画だった。 「死者の声を聴く」というキーワードである文章を思い出した。 『ドライブ・マイ・カー』の映画監督・濱口竜介氏は、「『死者の声』を聴くために」と題された文章で、2011年の東日本大震災の後、東北でドキュメンタリー映画製作を行っていた体験を綴っている。「死者の声を正しく聞くことができたら」とその時、彼は考えたという(※1)。 『すずめの戸締まり』は、死者の国がすぐ近くにあることを強く匂わせる作品だった。その態度はどこか、ドキュメンタリー映画を撮影しながら死者の声を聴く方法を模索していた濱口竜介監督の態度に近いように筆者には感じられた。 震災以後、数多くのドキュメンタリー作品が作られたが、カメラでは撮影しようのない存在(=死者)といかに向き合うかに多くの作家が苦心した(※2)。それに対して、アニメーション作家の新海誠はどんなアプ

            『すずめの戸締まり』と震災ドキュメンタリーが捉える“フィクションだから描ける現実”
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