2月11日に開催された第111回入札誌「銀座」から、50円玉の落札結果を取り上げます。いったいいくらになったのか、そしてなぜ高い金額がついたのか解説します。 普段使う50円玉が115万円になるかもしれない。そんな夢のある出来事が発生しました。 【画像】115万円に大化けした50円玉 これは、2023年1月20日~2月11日に開催された第111回入札誌「銀座」の落札結果です。一体なぜこんな高額の取引となったのでしょうか? そこには、エラーコインであること、発行枚数が少ない特年であったこと、完全未使用レベルであったこと、この3点が絡んでいます。 ◆「特年」で「エラー」、「完全未使用」は大珍品今回の入札誌「銀座」でひそかに注目していたのが、Lot番号560の昭和62年50円玉です。実はこの昭和62年の50円玉、お財布の中身を確認してもまず見つかることはありません。なぜならば、昭和62年の50円玉