日本は現在、およそ0.2%(50÷26,000)の超過死亡です。ピーク時は4月頃だったと思いますが、0.8%の超過死亡でした。その時点でも東日本大震災レベルには至っていません。1%でも深刻な超過とは考えていませんが、コロナによる超過死亡1~5%辺りが緊急宣言の基準ではないかと思います。アメリカはどうかと言うと、今でも毎日1,000人弱の死者が出ています。現時点のコロナによる超過死亡は9.8%にもなります。これでも自粛解除しているのは、新規感染者が減ってきているので、死者も減ってくると予測しているからでしょう。その意味では、死者は感染者から遅れて数字に出てきますので、感染者数を無視してよいわけではありません。 医療のひっ迫度は国民にはよく分かりませんし、感染者や死者のように毎日発表されません。ただし、緊急度の判断にはこれも大切な指標です。行政は毎日把握しておくべきでしょう。医療従事者の稼働率