監修:内山智絵 大学在学中に公認会計士試験に合格。大手監査法人の地方事務所で上場企業の法定監査などに10年ほど従事した後、出産・育児をきっかけに退職。現在は、個人で会計事務所を開業し、中小監査法人での監査業務を継続しつつ、起業女性の会計・税務サポートなどを中心に行っている。 【保有資格】公認会計士、税理士、AFP 内山会計事務所 個人事業主として仕事をしていると、クライアントに対して源泉所得税を差し引いた金額を請求しなくてはならない場合があります。源泉所得税は所得税の前払いですから、きちんと会計処理をし、確定申告をすれば払いすぎた分が還付されることになります。 ここでは、個人事業主の所得が源泉徴収された場合について、会計処理をする際の記帳のしかたなどについて解説します。 目次 源泉徴収とは 個人事業主の源泉徴収の流れ 個人事業主が受け取る源泉徴収の仕訳と勘定科目 戻ってくる還付金の金額と会