夏休みは遠方への旅行に限らず、お住まいの都市圏内でのお出かけをされる方も多いのではないだろうか。 そんな方々は、首都圏ならJR東日本の「のんびりホリデーSuicaパス」(2670円)、中京圏ならJR東海の「青空フリーパス」(2620円)、関西圏ならJR西日本の「関西1デイパス」(3600円)といった切符の利用を思い浮かべるかもしれないが、ここでJR線内に限ってはほぼ同じ効力があって安い、意外な切符の活用を提案したい。「青春18きっぷ」の活用である。 18きっぷはJRの普通・快速列車のみ乗り放題の5回分綴りの切符で、同一行程で5人で使うこともできる。5回分でお値段1万2050円。1回あたり2410円である。そのため「学生の長距離貧乏旅行向け」「乗り鉄が使うもの」というイメージが強いのではないか。 だが、「日程が連続しなくてもいい5日間有効のJR都市圏パス」と思えば、旅行はしない、私は乗り鉄で