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秋冬の新作アニメ
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東南アジア初の本格的高速鉄道となるインドネシア・ジャカルタ―バンドン高速鉄道(ハリム―テガルアール間142.3km)の一般向け試乗会が、10月1日に予定される開業宣言を間近に控えた9月17日、ついに始まった。くしくも、当初開業を予定していた8月17日のインドネシア独立記念日から遅れることちょうど1カ月、東南アジア最速の時速350km運転を体感することがかなった。試乗会と高速鉄道の沿線風景をレポートする。 一般向け試乗会は約3分で満席に 試乗会の応募フォームは、公式インスタグラム及びツイッター(X)で前日16日の21時過ぎに突如告知された。 試乗会は往復乗車で、ジャカルタ側のハリム発、バンドン側のテガルアール発がそれぞれ1日2往復設定され、向こう1週間分の列車指定ができたが、告知の2~3分後には全列車満席となった。高速鉄道に対する高い関心がうかがえるが、関係者経由で応募フォームが事前にリーク
8月末、伊勢丹新宿店の2階では“恒例の催事”が開かれていた。残暑厳しい中でも、品ぞろえはすっかり秋一色。ピンク色をあしらった内装に、大きなテディベアのぬいぐるみが鎮座する。 「ファッションの伊勢丹」の中でも、とりわけポップな印象が強いこのイベントは「acutegrrrl (アキュートガール)」。20代女性をターゲットに据え、かわいいに加えてエッジが効いたファッションアイテムの品ぞろえに特徴がある。 アキュートガールは通常、三越伊勢丹のネット通販上でオンラインセレクトショップとして展開している。各シーズンの立ち上がりに合わせて年4回、期間限定のポップアップを開催し、中でも冬商戦を間近に控えた11月は大規模な催事を実施する。期間中の5日間で約1億円の売り上げを作る一大イベントとなっている。 催事の開催にあたり、新宿伊勢丹は告知をほとんど行わない。それぞれの出店ブランドがSNSを通じて呼びかけ、
――提訴の狙いについて教えて下さい。 原告である漁業者や市民は福島第一原発の事故で大変な被害を被った。そのうえに今回の「ALPS処理汚染水」の海洋放出によって、「二重の被害」を受けることになる。しかも今回の被害は国や東電の故意によるもので、新たな加害行為だ。訴状では「二重の加害による権利侵害は絶対に容認できないとの怒りを持って提訴する」と書いた。 国は、ALPS処理汚染水を薄めて基準値以下にすれば海に流してもいいと主張しているが、間違った考え方だ。そもそも危険性のあるものは環境から隔離しておくことが安全対策の基本だ。そうした間違った行為を何としてでもやめさせたいと考えて、差し止め訴訟に踏み切った。 第2次提訴で原告の数は大幅増へ ――提訴までのいきさつは。 私は東電の刑事裁判や株主代表訴訟、福島県飯舘村の集団ADRなどを通じ、福島の方々とたくさんの縁がある。政府が方針を決定した2年ほど前か
運ぶのは人ではなくモノ――。新幹線を活用して荷物輸送を行う例がJR各社の間で増えてきた。とりわけ力が入っているのがJR東日本で、8月31日には上越新幹線の臨時列車(E7系12両編成)が新潟と東京の車両基地間を往復し、約800箱の荷物を運んだ。「はこビュン」と呼ばれる新幹線荷物輸送を活用した多量輸送の試みである。 はこビュンは通常、列車の空きスペースとなっている車内販売準備室に最大40箱を積み込んでいる。客室には通常どおり旅客が乗る。つまり1つの列車が旅客と荷物の両方を運ぶわけだ。 「荷物専用」の列車を運転 この2カ月半前の6月16日には、東北新幹線で約600箱の荷物を運ぶ試みが行われている。このときは新青森発9時37分、大宮着12時30分の臨時列車「はやぶさ72号」(E5系10両編成)の6~8号車3両を使用して実施された。荷物の数が多いことから荷物の搭載場所として客室が使われることになった
「家庭教師として小学生に国語を教えていたのですが、どの家庭でも同じことをよく聞かれました。『先生は幼い頃、どんな本を読んでいたのですか。どうして本が好きになったのですか』と。なぜそんな質問をするのかと聞くと、『うちの子は国語も算数の文章題も理解できない。理科や社会の教科書も読めない』と言うのです。テキストベースでの情報取得ができないために、どの教科も苦手だという子どもたちが多いことを知りました」 学校や塾に相談すれば、読む力を育てるには「本を読んでください」と指導され、お薦めの本を教えてはもらえる。しかし、そもそも本を手に取らない子どもに、どうやって本を読ませるのか。その仕組み自体がないという現状に笹沼氏は気づく。 「当時、私は英語多読の塾で読書指導をしていたこともあり、本の楽しみ方を伝える方法や英語力向上につなげるノウハウは持っていました。その経験を生かせば、本を読まない子どもにも読書習
営業員と話した内容を覚えていないととれる発言を繰り返す。勧誘内容とはまったく関係のない話を繰り返す。過去の担当者のことを突然話し始める。直前の会話を覚えていないために何度も同じ問答を繰り返す――。 そのような会話の成立しない高齢者に外国株の取引を行わせ、取引手数料を稼いでいた証券会社があった。 証券取引等監視委員会は9月15日、関東を地盤に活動する三木証券が不適切な営業を行っていたとして行政処分するよう金融庁に勧告した。勧告を受けて金融庁は、業務改善命令などの行政処分を検討する。 80歳~90歳代の客に不適切営業 監視委によると、三木証券は2020年4月以降、80歳~90歳代の顧客18人に、リスクを十分に理解させることなくアメリカのIT銘柄など外国株の取引を行わせていた。 ある顧客は8カ月で33回の売り買いをしていた。支払った手数料は、最も多い人で1460万円程度。数百万円を払った顧客も複
今、生産台数で世界最大の自動車メーカーといえばトヨタ自動車だが、技術においてすべてが世界最先端というわけではない。だが、トヨタは時代の変化に応じて自らを変えることをいとわない、チャレンジャーである――。 こうした「トヨタの現実」を肌感覚で捉えることができた。トヨタが2023年9月中旬に豊田市およびその周辺で報道陣向けに行った「モノづくりワークショップ2023」に参加してのことだ。 「人中心のモノづくりで、工場の景色を変え、クルマの未来を変えていく」 これは次世代事業の構築に向けた単なるキャッチコピーではなく、トヨタがモノづくりの現場で今、大きな変化を生み出そうともがいている「本音」だ。
コロナ禍前、日本各地で「爆買い」をしていた中国人観光客。その姿がいまだにほとんど見られない。 9月20日に日本政府観光局(JNTO)が発表したデータによると、8月に日本を訪れた中国人の数は36.4万人。100万人いたコロナ禍前の3~4割にとどまっている(2019年8月比)。韓国人やアメリカ人はコロナ禍前を上回る数字となっており、中国人観光客の回復の遅れは顕著だ。 「処理水問題」が訪日旅行に影響 日本への中国人団体旅行は今年8月10日、約3年半ぶりに解禁されている。円安も進行し訪日旅行の「お得感」も高まっている。 回復の遅れに影響しているのは、ALPS処理水の海洋放出による中国側の反発だ。 足元ではようやく落ち着いてきたとはいえ、中国の現地報道では、「日本福島核汚染水の第1回海洋放出が終了、現地はどうなっているのか」と題した記事が9月13日付で掲載。「(日本政府には)問題の本質を理解したうえ
広告スポンサー企業の「離脱」が止まらず、窮地に陥っているジャニーズ事務所。その影響はジャニーズ所属タレントのメディア起用にも及び始めている。 9月16日、朝日新聞は各メディアや主催事業でジャニーズタレントの新規起用を見送ると発表。これまで静観を決め込んできたテレビ局も、スポンサー離れが起きる危機に直面している。テレビ東京は新規起用を見送ると発表。NHKはジャニーズJr.を主体する「ザ少年倶楽部」の終了を検討しているとの報道も出ている。テレビ番組への所属タレント起用にも、徐々に影響が出はじめている。 ジャニーズ事務所は、9月19日に「今後の会社運営に関するご報告」を発表。10月2日に予定されていた経営体制発表において、具体的な進捗内容を報告する旨、明示している。 10月2日にはどのような発表がなされるのだろうか? そして、窮地に陥っているジャニーズ事務所は、復活の道を見出すことができるのだろ
東京商工リサーチの発表によると、2023年1~8月のラーメン店の倒産(負債1000万円以上)が28件(前年同期比250.0%増)に達し、前年同期の3.5倍と大幅に増えていることがわかった。コロナ禍の厳しい状況から明け、いざこれからというときに原材料の高騰や水道光熱費の問題などが直面し、営業が続けられないラーメン店が増えてきている。 ここで必ず出てくるのがラーメンの「1000円の壁」問題。どんなに美味しくても、どんなに高級食材を使っていても、ラーメン1杯の価格が1000円を超えるとお客さんが心理的に「さすがに高い」と感じてしまうという問題だ。多くのラーメン店は原価や人件費などと戦いながら1000円以内の価格を長年守ってきた。 単純に原価が上がり続ける中、同じ値段で提供し続けることは当然難しく、値上げを余儀なくされるわけだが、ラーメンの適正価格の問題は根深い。 味の進化は目覚ましいラーメン、「
――そこが一番の問題だと思います。任期付きだと説明しているかどうかを議論しているわけではありません。一般のテニュアトラックも任期付きですから。東北大学の制度が一般のテニュアトラックではないということを、外部からも容易に明確にわかるようにすべきでは。 繰り返しになるが、東北大学テニュアトラック制度は一般のテニュアトラック制度ではない。採用される方に対して、「あなたはテニュアトラックポジションですよ」と言って雇用しているのであれば、おっしゃるような「普通のテニュアトラックとは違う」という説明をする必要があると思う。 ただ、そういうふうに伝えているということはないので、そこはクリアにしておきたい。テニュアトラックだといって雇用したことは一度もないし、テニュアトラック審査をやるとも申し上げていない。 テニュアトラックを名乗る不可思議 ――しかし、東北大学テニュアトラック制度だと名乗っています。 何
特集「どうした花王!」の他の記事を読む 「西井さん、花王に来てください」 今年3月、花王の社外取締役に味の素前社長の西井孝明氏が就任した。2022年4月の社長退任時に西井氏が花王へあいさつに訪れた際、長谷部佳宏社長が熱く誘い込んだのだという。 花王は今、苦境に立たされている。4期連続で営業減益となる見通しで、これから構造改革を進めていく最中にある。復活に向けて掲げるのが「財務戦略」の転換だ。西井氏を招き入れたのもその一貫だというが、何を狙っているのだろうか。 EVA経営の落とし穴 花王が20年以上も財務戦略の軸にしてきたのが、資本コストを上回る利益をどれほど生み出したかを測るEVA(経済的付加価値)という指標だ。全体の投下資本に対し、いかに収益性を向上できるかという考え方になる。日本で初めてEVA経営を導入して以来、看板として成長を続けてきた。 だが、ここ数年の業績低迷を受けて、貢献度が疑
「ポップ人類史」を根本から批判 『万物の黎明』のひとつのもくろみは、ユヴァル・ノア・ハラリやジャレド・ダイアモンド、スティーヴン・ピンカーなどのベストセラーの著者たちのテキスト、いわゆる「ポップ人類史」を根本から批判することにある。かれらへの言及と批判は、本書の随所にあらわれる。 かれらのほとんどが、人類学にも考古学にも門外漢である。しかし、かれらは人類学や考古学の領域でのめざましい近年の発見をつまみぐいしながら、旧来のパラダイムに巧みに適合させた著作を書いている。そしてそれによって人は、世界の見方を揺るがせにすることなく、新奇な発見をたのしむことができる、と。その批判は、辛辣である。 「わたしたちの議論展開に性急さのようなものが感じられるとしたら、その理由は、現代の著述家の多数が、ホッブズやルソーといった啓蒙時代の偉大な社会哲学者の現代版はわれなりといった風情で、おなじ壮大な対話を(ただ
名前が紛らわしいが、一般の制度とは違う ――「東北大学テニュアトラック制度」では、若手研究者の大半をテニュアに登用せず、それどころかテニュア審査すら実施していない場合も多いと、在籍していた人たちから聞いています。本来のテニュアトラック制度のあり方に反していませんか。 まず、そもそも東北大学では、いろいろな分野の若手研究者が互いに切磋琢磨しながら新しい研究を開発できるところとして、学際科学フロンティア研究所(学際研)を2013年にスタートした。 任期は最大5年で、うち3年は研究に専念いただき、そのあと余裕をもって次のキャリアを開発していただく形で2017年までやってきた。そうした中で、学際研の研究者が素晴らしく育ち、良い研究成果を創出していることが学内でも認知されていった。 もともと囲い込むつもりはなく、世界で活躍する人材をつくりたいという思いだった。ただ、これだけ素晴らしい研究者が育ってい
「変革への意思や体制強化計画が評価された。大変光栄に思うとともに、身の引き締まる思いだ」 9月1日、政府の10兆円ファンドの支援対象となる「国際卓越研究大学」の最終候補に選ばれた東北大学の大野英男学長は、記者会見で喜びを語ると同時にそう自己評価してみせた。正式認定にはまだプロセスが残るが、東京大学や京都大学を差し置いて事実上、卓越大の第1号に内定した。今後、長期にわたりファンドから年間数百億円の支援を受ける見込みだ。 政府からの覚えがめでたい 文部科学省が公表した審査結果の東北大学の箇所を読むと、若手研究者が挑戦できる機会の拡大に向けて若手の安定雇用を推進する「テニュアトラック制度の全学展開を図っていること」が、評価ポイントの1つとして挙げられている。 テニュアトラック制度とは、平たく言えば若手研究者をまず試用期間にあたる3~5年程度の有期雇用で雇い、公正な審査を受ける機会を与えて、それに
JR東海とJR西日本は、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」について、年末年始やゴールデンウィーク、お盆の3大ピーク期に全車指定席として運転すると発表した。 もともと「のぞみ」は1992年3月に全車指定席の列車として運転が開始されたが、2003年10月から自由席車が設定をされて今に至っている。ピーク期限定とはいえ、全車指定席での運転は20年ぶりである。 ピーク期全席指定の理由 もっとも、「のぞみ」と同様の最速達列車である東北・北海道新幹線「はやぶさ」は前身の「はやて」が運転開始した2002年12月から、北陸新幹線の「かがやき」は2015年3月の運転開始から全車指定席での運転をそれぞれ維持しているので、「のぞみ」が全車指定席に回帰したとしてもそれほど不自然な感じはしない。私鉄有料特急やJR東日本の首都圏の在来線特急も多くが全車指定席になっている。 JR東海やJR西日本の発表資料では「日にちや時間帯
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