庭の花壇に咲いた薄紫のヨメナの花です。 栽培品種の菊と同じ場所に毎年生えて、きれいな花を咲かせます。 万葉集にも登場し「ウハギ」という名前で、食べるために春の若芽を摘んで煮ている様子が読まれています。 本州の中部以南で自生するキク科の多年草、暖かい地方ではよく見られるようです。 自生する植物としては、きれいな花だと思います。(^⊆^) 花言葉は、「従順」「女性の愛情」「隠れた美しさ」で、9月15日、10月2日、10月11日、10月27日の誕生花です。 素朴な花の様子からつけられたのでしょうか、いい花言葉だと思いますが、どうでしょうか。 近縁種の、ノコンギク(野紺菊)やユウガギク(柚香菊)かとも思ったのですが、 冠毛の有無、葉の様子や傷つけた葉の匂いなどから、ヨメナ(嫁菜)だろうと考えました。 これらの花は、秋に咲きますが同じキク科で春に咲くミヤマヨメナ(深山嫁菜)という花もあり、5月に記事