芸人、司会者、脚本家、俳優など様々な顔を持つバカリズムさん(44)。主演、脚本を担当し、2017年に放送された連続ドラマ「架空OL日記」が同タイトルで映画化され2月28日、全国公開されます。ドラマ版の脚本が評価され「第36回向田邦子賞」を受賞するなど、マルチに才能があふれ出してもいますが、自分の中では「『楽しいなぁ』で物事が終わったことは、人生で一回もない」と話します。その真意とは。 完全なるボケ ドラマの時からそうだったんですけど、この作品で必ず起こる現象があるんです。僕が制服を着て当たり前のようにOLさんを演じるので、撮影の最初の頃はスタッフさんがクスクス笑ってるんです。でも、慣れちゃうと、誰も見向きもしないという(笑)。 共演のOL役の女優さんたちもこちらを同性として扱うというか、別のお仕事でご一緒する時より、女優さんとの距離は確実に近くなります。同じ制服を着ているというのは、それだ