いま、スイセンノウ(酔仙翁)の赤い花をよく見かけます。 冒頭の我が家の鉢植えも、5月ごろから咲き始め、咲き続けています。 花の大きさは、2~3cmぐらいで、花びらが5枚、きれいな赤紫で、よく目につきます。 最近の花かと思っていたのですが、南ヨーロッパ原産のナデシコ科センノウ(リクニス)属の多年草で、江戸時代末ころに渡来したようです。 花の色は、白や紫などもあるようですが、赤い花が酔っ払った顔を連想するとして「酔」(スイ)と、属名のセンノウ「仙翁」で、スイセンノウと名づけられたとのことです。 また、葉や茎に白い毛が生えていて、フェルトのような質感があるとして、フランネルソウの別名があります。 この花は、道路沿いの花壇などにもよく植えられています。 暑さや湿気にはあまり強くないようですが、育てやすいのでしょうか。よく伸びた茎が何か所かで枝分かれし、その先に花やツボミをつけており、元気に育ってい