【ハワイでの日本語教育コーナー】1881年(明治14年)、来日したハワイ王国のカラカウア王が明治天皇に謁見し、移民を要請しました。これにより1885年(明治18年)、明治政府が正式に認めた官約移民が開始され、以後様々な形態の移民が行われました。移民のほとんどは、ハワイのオアフ島や各島のサトウキビ農園に入植していきました。しかし、時が経つにつれて、ハワイ移民の日系一世の人々は、自分達の子供の二世がアメリカナイズされていくことを懸念して、祖国である日本の言語や文化を継承するために、日本人学校を設立しました。 【ハワイでの日本語教育コーナー】(歴史・教育関係資料の展示)。1893年(明治26年)、最初の日本人学校がハワイのコハラ地区に創設されました。サトウキビ畑などで働く日系移民が財源を支出し、次々に日本人学校が設立されました。これらの学校の大半は、日本の文部省により認定された教師が、文部省国定