いいじゃないか、 5年道草をくったら、 5年遅く生まれて来たと思うのだ。 by吉川英治(作家) 歴史小説家である吉川英治さんの名言です。 5年道草をくったら、5年遅く生まれて来たと思えばいい、でもなかなかそんな心境にはなれない、というのが正直なところですよね。 ただこの名言は、道草したからどうとか、その道草をどう考えるかということではなく、何をそうせかせかしているんだ、もうちょっと気楽に生きたらどうかという意味と私は捉えています。 現代人はなぜそうせかせか生きるのか、これは結局、人間の生存本能からきていると思っています。 この生存本能が、情報社会の中で活かされた結果、せかせか生きるようになってしまったのではないでしょうか。 情報というのは良くも悪くも私たちにとって影響が大きいです。 なぜなら情報=生死に関わるかもしれないから。 生死というと大げさですが、満足のいく暮らしが遅れるかどうかもそ