Androidスマートフォンやゲーム端末の補助記憶装置に利用されている「microSDカード」。指先ほどの大きさに数十ギガの大容量、変換アダプタを使えばSDカードとしても使える柔軟性も備えています。読み書き速度と信頼性を横に置き、容量だけで判断すれば、1ギガバイトあたり十円台で入手できるコスパも魅力です。 そんなmicroSDカードですが、ある日突然「読み取りできるけれど書き込みできない」状態になることがあります。SDカードのように書き込みを禁止できる物理的なスイッチ(左側面上部にある小さなスライド式スイッチ)があるわけでもなし、どういうわけか書き込めなくなるのです。 原因はいくつかありますが、ひとつには「データ破損防止目的の書き込み禁止」が考えられます。書き込みエラーが頻発するようになった場合、microSDカードに内蔵されているフラッシュメモリコントローラが以降の書き込みを禁止するので