米国でアップルのヘッドマウント型デバイス「Apple Vision Pro」が発売されたことで、 “空間コンピュータ” による体験が関心を呼んでいる。Metaが昨年10月に発売した74,800円から買えるVR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」でも、Apple Vision Proのような空間コンピュータ的な体験ができるのか試してみた。 ■「Immersed VR」アプリでバーチャルワークスペースをつくる Meta Quest 3の主な用途は立体視の没入型ゲームやVRChatのようなVRソーシャルサービスを楽しむことだが、PCにペアリングすれば没入視聴型のモニター的な使い方ができる。対応するデスクトップ環境はmacOS、Windows、Linux。ChromeOSには非対応で、iPadやAndroidタブレットもつなげられない。 バーチャル空間内にプライベートなワークスペースをつ