概要 センサ値の取得とログの記録は切っても切れない関係である。 M5Stack Grayに内蔵された加速度センサやジャイロセンサや磁気センサ、外付けの気圧センサの値を高頻度に取得、SDへ記録をしたいが、 何も工夫をせずに取得→記録のプログラムを実行すると、SDへの書き込み時間の変動のため、周期が変動してしまい、不都合である。 そこで、FreeRTOSの機能を使いセンサ値の取得とログの書き込みをそれぞれマルチタスクで処理させることで、 高頻度かつ安定した時間でセンサ値取得・ログ記録を行う方法を述べる。 背景 M5Stack Grayには加速度センサ・ジャイロセンサ・磁気センサが内蔵されている。 これらを使ってなにかやろうと思うと、まずは値をログしたくなる。 今回はそれらに加え、Groveで外付けの気圧センサをつなぎ、加速度・ジャイロ・磁気・気圧の4つのセンサ値をログすることにした。 幸いM5