私も浦和美園に住むようになってから食べるようになった、埼玉の伝統野菜です。 芽が勢いよく出ていることから「めでたい」とされ、お正月料理や祝い事に欠かすことができない冬野菜。素揚げで食べるのがオススメ。 埼玉と「くわい」の関係は、古く江戸時代にさかのぼります。綾瀬川流域の湿田地帯で始まったとされ、埼玉スタジアム2002も昔は”くわい田”(くわいを育てている田んぼ)でした。 宅地開発が進み、現在埼玉県膝子地区の「くわい」の生産者は3軒のみとなり、平成の中頃まで「くわい」の生産量全国1位を誇っていましたが、現在は全国2位(1位は広島県)。 クラウドファンディングを活用し挑戦 埼玉県で減少傾向にある「くわい」を守りたいと、東川口にある設計事務所 株式会社LADとさいたま市見沼区の専業農家「見沼ひるま農園」(高橋氏)が中心となりプロジェクトを立ち上げ、”くわい”の栽培を体験し、くわいを使ったメニュー