◎昨日の記事はこちら 【合掌造り】茅葺き屋根の「カヤ」の正体はあの植物だった!? - アタマの中は花畑 昨日は茅葺き屋根に関する記事を投稿したのですが、この記事を書いている際にもう1つ「冬の風物詩」の存在を思い出しました。この時期庭園などに出向くと、以下のような光景を見かけることがあります。 ・松の木の周りに円錐のような形で紐が張られている光景 ・松の木の幹に藁のようなものが巻きつけられている光景 前者は「雪吊り」、後者は「こも巻き」と呼ばれるのですが…正直なところ冬の防寒対策としては不十分な気がしています。ということは他に目的があるはずなのですが、その目的とは一体何なのでしょうか? 雪吊りの目的・効果について こも巻きの目的・効果について 観光目的としての側面も 雪吊りの目的・効果について 雪吊りとは、雪の重みで枝が折れないよう縄などで枝を吊ることを指します。明治時代から続く伝統行事で、