東京メトロ新宿三丁目駅のすぐ近く、新宿通りを挟んで映画館「新宿バルト9」の向かいにある「珈琲貴族エジンバラ」は24時間営業の喫茶店。1975年に歌舞伎町の靖国通り沿いで開業した老舗だ。まだ携帯電話がない昭和の時代には待ち合わせ場所として重宝され、店内の公衆電話が頻繁に鳴っては、店員が「○○さんはいらっしゃいますか?」と呼び出すのが日常だったという。 歌舞伎町の入居先の老朽化に伴い、2014年に現在の場所に移転。店の広さは約2倍となり、60席から130席に増えた(現在はコロナ感染予防のため、100席で営業)。全席に電源を設置し、無料Wi-Fiはもちろん、コピー機(有料)も完備。3時間に1回オーダーすればずっと居られるので、ここが毎日の仕事場になっている人も少なくないという。 「店の広さが倍になり、テーブルにノートパソコンも広げやすくなりました。充電のニーズも昔以上に高まっていましたから、ちょ