【10月11日 AFP】インドネシア・スマトラ(Sumatra)島中部リアウ(Riau)州パンカランレスン(Pangkalan Lesung)の保護林で7日、州の自然資源保全当局が、絶滅が危惧されるスマトラゾウに野生動物追跡用のGPS首輪を着けた。 人間とゾウとの衝突を避ける目的がある。今回首輪が着けられたのは雄で、15歳とみられている。 インドネシアの環境・林業省によると、リアウ州に生息するスマトラゾウは200~300頭と推定される。(c)AFP
インドネシア・バンダアチェで発見された頭が切り落とされ、牙のないスマトラゾウの死骸(2021年7月12日撮影)。(c)Cekmad / AFP 【8月17日 AFP】インドネシア当局は17日、絶滅が危惧されるスマトラゾウ1頭の頭部が切断された状態で見つかった問題をめぐり、密猟容疑で5人を逮捕したと発表した。 先月、スマトラ(Sumatra)島の先端に位置するアチェ(Aceh)州のパーム油農園で、腐敗が進み、頭部と牙がない状態の雄のゾウの死骸が発見されていた。解剖の結果、毒を盛られていたことも分かった。 アチェ州警察は、1か月にわたる捜査の末、16日に5人を逮捕し、さらにもう一人の容疑者の行方を追っていると明かした。 同警察によると、容疑者の一人がゾウを殺してその頭部を切断したとみられ、別の容疑者らが象牙の一部を売ろうとしていた。 5人はインドネシアの野生生物保護法違反で有罪となれば、最高で
わなで鼻を負傷したスマトラゾウ。インドネシア・スマトラ島北部アチェブサールのゾウ訓練センターで(2021年11月15日撮影)。(c)NANDAR / AFP 【11月18日 AFP】インドネシアの野生動物保護当局は16日、絶滅の危機にひんするスマトラゾウの赤ちゃんが密猟者のわなで鼻の半分を失い、感染症にかかって死んだと明らかにした。 1歳のスマトラゾウは、スマトラ(Sumatra)島北部アチェ(Aceh)州アチェジャヤ(Aceh Jaya)で村人に発見された。命を救うために負傷した鼻の残りの部分を切断したが、2日後に重い感染症で死んだ。 森林破壊でスマトラゾウの生息地が縮小し、その分、人との衝突が増えている。一方で象牙は闇市場で高値で取引されており、近年はスマトラゾウが死ぬ事例が複数起きている。 アチェ州自然資源保全局によると、州内に生息する野生のスマトラゾウはわずか500頭と推定されてい
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