並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 7 件 / 7件

新着順 人気順

ホー・ツーニェンの検索結果1 - 7 件 / 7件

  • あいちトリエンナーレ対談 ホー・ツーニェン×浅田彰

    タグ 2020年名古屋市民ギャラリー大垣市スイトピアセンター多治見市陶磁器意匠研究所国際芸術祭あいち国立工芸館四日市市文化会館和歌山県立近代美術館名演小劇場名古屋造形大名古屋芸術大名古屋画廊名古屋市美術館名古屋市博物館山形国際ドキュメンタリー映画祭名古屋学芸大名古屋シネマテーク古川美術館刈谷日劇刈谷市美術館伏見ミリオン座京都国立近代美術館三重県立美術館三重県文化会館一宮市三岸節子記念美術館ロームシアター京都大須演芸場岐阜県現代陶芸美術館ふじのくに⇄せかい演劇祭目黒陶芸館長野県立美術館長久手市文化の家金沢21世紀美術館豊田市美術館豊田市民芸館豊田市博物館豊橋市美術博物館美濃加茂市民ミュージアム織部亭碧南市藤井達吉現代美術館石川県立美術館白土舎岐阜県美術館瀬戸内国際芸術祭滋賀県立美術館清須市はるひ美術館桜ヶ丘ミュージアム新世紀工芸館文化フォーラム春日井愛知芸術文化センター愛知県陶磁美術館愛知県

      あいちトリエンナーレ対談 ホー・ツーニェン×浅田彰
    • REALKYOTO – CULTURAL SEARCH ENGINE » 対談:ホー・ツーニェン×浅田彰《旅館アポリア》をめぐって

      あいちトリエンナーレ2019が波乱の内に閉幕する前日に、主会場のひとつである豊田市で参加アーティストと批評家による対談が行われた。対談のテーマは、近現代史に材を取った新作インスタレーション。神風特攻隊、京都学派の哲学者たち、小津安二郎、横山隆一……さまざまな要素が盛り込まれた作品はどのようにつくられたのか。作品が持つ現代的意味とは何か。スリリングな対談を、ほぼ完全な形で採録した。 構成:編集部 通訳:田村かのこ 翻訳:新井知行 写真:谷川ヒロシ(展示写真とも) 協力:あいちトリエンナーレ2019 浅田 最初に、あいちトリエンナーレ全体について話しておきたいと思います。昨日は台風19号が吹き荒れましたが、あいちトリエンナーレは「表現の不自由展・その後」をめぐって、「メディア台風」に襲われた。つまり、ネット右翼が巻き起こしマス・メディアにまで広がったストームですね。それはたいへん不幸なことでし

      • REALKYOTO – CULTURAL SEARCH ENGINE » ホー・ツーニェン「旅館アポリア」

        あいちトリエンナーレ2019の展示風景 ホー・ツーニェン《旅館アポリア》2019 Photo: Takeshi Hirabayashi 小崎哲哉 あいちトリエンナーレ2019をめぐる言説は、いまのところ「表現の不自由展・その後」の中止騒動に集中している。当然と言えば当然だし、ほかならぬ僕自身もいくつかの媒体にコメントや文章を寄せた。だが、本来であれば個々のコンテンツや全体についてのレビューがもっとなければおかしい。豊田市での展示をまだ観ていない福永信さんが寄稿で触れていないこともあり、今回、(高嶺格の「規格外」の作品を除いて)最も素晴らしいと思った作品についてのレビューを書いた。ホー・ツーニェンの「旅館アポリア」である。 特攻隊の物語 ホー・ツーニェンの「旅館アポリア」(2019年。豊田市内・喜楽亭)は、大正期に建てられ、その後、現在の場所に復元移築された元・料理旅館を舞台とする力作である

        • 妖怪・虎・スパイが跳梁跋扈する世界。豊田市美術館「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」展レポート&インタビュー

          暗闇が広がる展示室。そこに現れ出でたるは、なんとも奇怪な妖怪たちなり。ひとり、またひとりと観客の前に歩み出ては、時にひっそりと、時に驚くべき変容を見せ、またどこかへと立ち去っていく。 はて、これは夢なのか……? 会場風景より展示室1《100の妖怪》 戦時中の日本を舞台に、人と人ならざるものが混交する 「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」展が豊田市美術館で10月23日に開幕した。 ホー・ツーニェンはシンガポール出身。2011年に第54回ヴェネチア・ビエンナーレのシンガポール館代表を務めるなど、国際的に大きな評価を受けているアーティストだ。 日本では2012年森美術館「MAMプロジェクト」での個展、18年のTPAM(横浜)参加に続き、「あいちトリエンナーレ2019」ではかつて旅館だった喜楽亭(豊田市)の建築全体を使い、その場の歴史を読み込んだ作品《旅館アポリア》を発表して大きな評判を呼んだ。21年春

            妖怪・虎・スパイが跳梁跋扈する世界。豊田市美術館「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」展レポート&インタビュー
          • ホー・ツーニェンはなぜ「妖怪」を描いたのか? 新作個展「百鬼夜行」を豊田市美術館で見る

            ホー・ツーニェンはなぜ「妖怪」を描いたのか? 新作個展「百鬼夜行」を豊田市美術館で見るシンガポールを代表するアーティストのひとり、ホー・ツーニェン。その新作映像作品群を初公開する個展「百鬼夜行」が豊田市美術館で始まった。会期は2022年1月23日まで。 展示風景より、ホー・ツーニェン《100の妖怪》(2021、部分) 「あいちトリエンナーレ2019」に参加し、大きな注目を集めたシンガポール出身のアーティスト、ホー・ツーニェン。その新作個展「百鬼夜行」が、豊田市美術館で始まった。会期は2022年1月23日まで。 ホー・ツーニェンは1976年シンガポール生まれ、現在も同国を拠点に活動している。シンガポールは19世紀には英国領となり、太平洋戦争中には日本の軍政下に置かれていた歴史がある。ツーニェンはこれまで歴史や伝承を丹念にリサーチし、アジア全域にまたがる複雑な物語を描き出し、現代につながる近代

              ホー・ツーニェンはなぜ「妖怪」を描いたのか? 新作個展「百鬼夜行」を豊田市美術館で見る
            • ホー・ツーニェン『旅館アポリア』@あいちトリエンナーレ2019

              ホー・ツーニェン『旅館アポリア』(2019) Ho Tzu Nyen – Hotel Aporia (2019) (作品は撮影禁止のため、あいちトリエンナーレ2019公式サイトを参照のこと。http://aichitriennale.jp/artwork/T04.html) ホー・ツーニェンはシンガポール出身の作家であり、現代美術の領域にとどまらず、ロッテルダム国際映画祭を始めとする数々の映画祭にて作品が上映されている。日本国内では、2016年の森美術館+国立新美術館での「サンシャワー」展にて映像作品『2匹または3匹のトラ』(2015)が展示されたほか、2018年の国際舞台芸術ミーティング in 横浜(TPAM)では舞台作品『一頭あるいは数頭のトラ』(2017)が、2019年の同フェスティバルでは舞台作品『神秘のライ・テク』(2018)が上演されている(舞台作品はいずれも未見)。 『旅館ア

                ホー・ツーニェン『旅館アポリア』@あいちトリエンナーレ2019
              • 建築が慟哭している|あいちトリエンナーレ#1「旅館アポリア」ホー・ツーニェン|吉村真基

                会期折り返しちゃいましたが、印象に残ったものを順次あげていきたいと思います。 ホー・ツーニェン 「旅館アポリア」 @喜楽亭 小津映画をモチーフにした映像から始まる一連の映像作品。一作品12分計7作品、全部じっくり見ると1時間半くらいかかります。皆同じこと言ってますが、時間とって全部見るべき作品です。 テーマを一言で説明するのは難しい。特攻隊のエピソードを通して戦争の不条理が表される場面があります。が、それは伏線で、戦時の文化人がどのように振る舞ったのか、そして彼らが戦後どのように自らを扱ったのか、がもっと大きなストーリーです。しかしそれも伏線で、核心は中盤の「虚無」、それは喜楽邸の建築そのものと繋がっている。 それでも立ち続ける建築の業の深さ、ひいては、それでも回り続ける歴史の非情さ… 作品は小津映画と横山隆一の漫画のモチーフで始まるのですが、そもそもなぜ小津と横山なのかは二階の作品で伏線

                  建築が慟哭している|あいちトリエンナーレ#1「旅館アポリア」ホー・ツーニェン|吉村真基
                1