ワタリウム美術館がクラウドファンディングを開始。来館者減少で「危機的な状況」東京・神宮前の私設美術館「ワタリウム美術館」が、新型コロナウイルスによる来館者減少でクラウドファンディングを実施。運営資金を募っている。 ワタリウム美術館」 日本の現代美術館として重要な位置を占めるワタリウム美術館が、CAMPFIREにおいて運営資金を募るキャンペーンをスタートさせた。 和多利家が1990年にオープンさせたワタリウム美術館は、プライベートミュージアムとしてこの30年間でアンディ・ウォーホルやキース・ヘリング、ナムジュン・パイク、ヨーゼフ・ボイスといったいまやビッグネームであるアーティストをはじめ、若い日本のアーティストなどもいち早く紹介してきた。その展覧会回数は102回を数える。 しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年3月からの来館者数は例年の半分以下に減少。キャンペーンサ