新疆ウイグル自治区のチャルクリク県文博館に展示されている「翼をもつ天使像」の複製品(レプリカ、2020年7月24日撮影)。(c)Xinhua News 【8月23日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)バインゴリン・モンゴル自治州(Bayingolin Mongol Autonomous Prefecture)チャルクリク県(Ruoqiang)のチャルクリク県文博館で、2点の壁画の複製品が注目を集めている。いずれも男性の半身が描かれており、目を見張り、口を軽く結び、頭にまげを結い、頭からかぶる丸首のシャツを着ている。中でも背中に描かれた一対の翼が人々の目を引く。 壁画は「翼をもつ天使像」と呼ばれる。現物は同県の中心市街地から70キロ東にあるミーラン(米蘭)遺跡の仏教寺院跡で見つかった。20世紀初頭に同遺跡を発掘