北斎の絵が 全て 好き という訳じゃあないけど これはとっても好き なんかね 鼻歌 歌いたくなっちゃうの ふんふんふふーん ふんふんふふーん ふんふん ふふんふーん 自由闊達に描かれた 雪の日の楽しそうな 虎さんの姿 粉雪と戯れながら 天に向かって 駆け上がっていくみたい *** 『雪中虎図』 嘉永2年(1849年)絹本着色 北斎の描いた 西瓜の皮に ちょびっとだけ 似てる?
西洋で「冬を描いた絵」といえば ピーター・ブリューゲル父子の artsandculture.google.com 『雪中の狩人』『鳥罠のある冬景色』 が 有名かなと 思うのですが やはり 西洋絵画の 主人公は 人間 それより私は 冬の動物たちを描いた 作品の方が 好き ということで 今回は京都出身画家が描いた 冬の絵を 山口華揚の 『霽(せい)』 真っ白い雪の原に何羽かの烏 白は煌めいて 黒は艶めいて そして 隅には空の青をもっと青くしたような青 好き勝手な方向を向いている 烏の様子も らしくて好き 烏って、よくこんなふうにしてますよね 山口華楊の描く動物たちは その毛並みや体温 息遣いまで描き込められているようで 画家自身が自覚していたかどうかは わからないけれど 動物への優しい思いが感じられて 大好きです そして もう一点 竹内栖鳳と人気を 二分したという 木島櫻谷(このしま おうこく
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