『危険なビーナス』小日向文世さんが演じる兼岩憲三(けんぞう)の人物紹介です(原作ネタバレあり)。 ※()はドラマのキャストです。 年齢は65歳(原作は70歳オーバー)。妻の順子(坂井真紀)と二人暮らし。順子は伯朗の母・禎子の妹。子供はいない。伯朗(妻夫木聡)と異父弟の明人(染谷将太)は幼少期によく家に遊びにきていた。かつては数学教授として大学の教壇に立っていたが、現在は引退し年金ぐらし。秀才の明人は小学生時代、憲三の部屋の数学書を熱心に読んでいたという。伯朗の父・一清が脳腫瘍で死亡後、伯朗は母の禎子が働きに出ているあいだ憲三の家で面倒を見てもらっていた。一清が残した絵は憲三が引き取り、家に保管している(一清の職業は画家)。お酒が大好きでビール、日本酒なんでもイケる人。定年後の現在も数学と向き合っており、数学界最大の難問と言われている『リーマン予想』を研究し続けている。早くに両親を亡くした伯