茨城県石岡市立の小学校で5月、6年の女子児童数人が内科検診をスムーズに受けられるようにとの理由で上半身の下着を脱いでおくように担任の女性教諭から指示され、受診するまでの間、体操服1枚で教室で男子児童と一緒に授業を受けていたことがわかった。同校は「児童への配慮が足りず、たいへん申し訳ない」と陳謝している。 【表】一目でわかる…わいせつ目的を隠して接近する「グルーミング」の典型例 昼休みにクラスの女児が保健室に集められ、担任の女性教諭から上半身の下着をあらかじめ脱いでおくように指示された。ブラジャーと胸パッド付きキャミソールはそのままでよいとの指示だったという。女児数人が白色の体操服1枚で教室に戻り、5時間目の授業を受けた。内科検診を受けるまでの間、恥ずかしがったり男児から冷やかされたりする女児がいたという。